今年5月25日ミネソタ州ミネアポリスで白人警官に首を圧迫され死亡した黒人男性のジョージ・フロイド氏。元警察官4人のうちひとりは第2級殺人罪、他の3名は第2級殺人ほう助罪として起訴されました。
その他にも白人警察官による黒人への差別的暴力や殺人のニュースが続いています。 現在アメリカ全土で抗議活動が続いており、平和的にデモを行っている人たちもいれば、暴走化した人たちによる破壊行動や略奪、放火事件などが発生しています。 黒人差別の歴史は長くその苦しみ、怒り、悲しみは計り知れません。
現在でも彼らは人種差別と警察による暴力や不当な扱いなどにより苦しい思いをしています。 しかしこれから、私たちはそんな社会を変えていかなければなりません。日本人は関係ないというわけでなく、ひとりの人間として個人単位できちんと向き合い、責任ある意見とアクションが求められる時代になっていくでしょう。
NewYorkTimes「Racial Justice Groups Flooded With Millions in Donations in Wake of Floyd Death」
私たちにできること…ひとそれぞれ意見や行動は違います。デモに参加したり、支援団体に寄付をしたり。また、日々の生活の中で差別がない世界を祈ることも大切です。こちらでは私たちにも支援することが可能なアメリカ系アフリカ人や黒人移民をサポートする団体をリストアップ。
・NAACP(全米有色人種地位向上協議会) 人種に基づく差別をなくすために政治や教育、経済的、社会全体において権利の平等を確保することを使命とする団体。
・The Black Alliance for Just Immigration
アフリカ系アメリカ人と黒人移民のコミュニティを教育し、人種的、社会的、経済的な正義のために組織化させ、そうした主張を擁護していくことを目指しています。