Why ニューヨーク?

「ニューヨーク」と「夢」この街に魅せられた留学生3人が語る

ニューヨークに短期留学という形で滞在している人々。年齢や学齢、職業など問わず語学やアート、デザイン、ファッション、音楽、演劇など留学の目的は皆んな様々で自分たちの目標に向かってこのニューヨークという世界一刺激的な街で日々戦っています。そんな彼らに「Why ニューヨーク?」と題して留学した理由や今後の夢などについてインタビュー。

 

“いつ死んでもいいように1日1日を大切に。いい意味で緊張感をもって自分のやっていることに必死で向き合っていきたい。” RESURRECTION デザイナー 


◼️プロフィール
東京・中目黒に自身がプロデュースするブランド「RESURRECTION」をオープン。ニューヨークで語学留学をしながら、ブランドブックの撮影を出版を全てひとりで行う。


1.日本ではどんな活動をしていますか。

5年前に自身で立ち上げたブランド「RESURRECTION」のデザインからカタログ撮影のカメラワークやクリエィション、販売など全てを手がけています。以前は月1回のペースで中目黒でポップアップショップをしていました。

自分のお店を持つことはあと4、5年先かなと思っていたのですが、ちょうど同じく中目黒で良い物件と出会ってロケーションも内装の雰囲気も良くて「ここを逃したら、次はいつこんな良いところに出会えるだろう…」と、人生は一度きりだし、いつ死んでもいいように(笑)、思い切ってその場所にオープンすることを決めました。実はその時すでにニューヨークに語学留学することが決まっていたのですが、あえてそのタイミングでチャレンジしました。


2.なぜニューヨークを留学先に選びましたか。

僕が作っているアイテムは全てリメイクの1点モノで、洋服ですが僕はそれをひとつのアートとして捉えていて僕の中で「アート=ニューヨーク」というイメージがあり、この街から受けるインスピレーションを大事にしています。

それと、僕が崇拝するアーティストのバスキア(ジャン=ミシェル・バスキア)と尾崎豊さん、彼らにゆかりのある土地でもあり僕の中で憧れの場所なんです。 ブルックリン育ちのバスキアが使っていたというアトリエに見学にも行きましたし、彼が眠る墓地にも行きました。

尾崎豊さんはニューヨークが好きで何度か訪れているんです。彼がニューヨークにいる間、アッパーウエストに住んでおり、実際に住んでいたであろうと思われるアパートを見に行ったり(笑)、日本にいる時は彼の息子・尾崎裕哉さんのライブにも時々行きます。この尊敬する2人のことをもっと身近に感じることができたらいいなと思ってニューヨークを選びました。


3.今回の留学で自分が目指すゴールとは。

今回の留学は語学の勉強はもちろんですが、自分の作った服をニューヨークの人たちに着てもらい、ブランドのイメージブックを出版することが目的でした。またそれに伴い資金集めとしてクラウドファンディングを募り、有難いことに支持してくださる方々のサポートがあって自分のブランディングに自信がつきました。


4.留学体験をどのように自身の将来につなげていきたいですか。

今回取り組んだイメージブックを今後はニューヨークを起点にロサンゼルスやパリ など、海外撮影をシリーズ化できたらいいなと考えています。また、いつかは自分のお店をブルックリンにオープンさせたいです! 街を歩いているだけでも色々なインスピレーションをたくさん受けるので、お店作りやデザインのアイディアがたくさんあります!

5.将来の夢は。

「いつ死ぬかわからない」ので死んでから自分が伝説になるのは悔しいので生きている間に伝説を感じて死にたいというのが最終の夢です。死んだ後も世代を渡って伝説のアーティストという感じで扱ってくれたら更に嬉しいですね (笑)。

6.留学して役に立ったアプリ・Webサイトは。

Uberです。日本ではタクシーを使わない方なんですが、なぜかこっちでUberを使っちゃいます。


7.留学してみて一番学んだことは。

ニューヨークの人たちと話す時に英語の壁もあり遠慮しがちでコミュニケーションをとっていたんですが、それではダメなんだと。伝えたいことがあるのに恥ずかしくてきちんと伝えられないのは何にも結果が残せないと学びました。なんとか一生懸命話せば、ニューヨーカーは汲み取って理解しようとしてくれるので、伝える気持ちが大切ですね。


8.ニューヨークにきて驚いたこと、生活する上で困っている事は。

外で飲酒できないことにびっくりしました。日本なら桜のシーズンにお花見で宴会するとかありますが、こっちではそれが違法になるので意外でした。





◼️ESURRECTION
東京都目黒区中目黒3-5-1 プレアタワー2F
Webサイト
Instagram


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“後悔しないように思いっきりチャレンジして自分が納得できるように頑張ること。”
Kado Ayuka さん 20歳 (スタイリスト志望)

◼️プロフィール
大阪大学学生、休学期間を利用してニューヨークで語学学校とFITでスタイリストのクラスを受講。

1.日本の大学ではどんな勉強・活動をしていますか。

日本では言語を専攻してベトナム語を勉強しています。それと、サークルでバンドを組んでいてドラムを担当しています。高校の頃から「これだけは大学に入ってから始めよう」と決めていたので今とても充実しています。

2.なぜニューヨークを留学先に選びましたか。

叔母が昔カナダ留学をしていて、その話に影響されて「いつか私も留学したいな」と考えていました。カナダに行こうと計画していたのですが、せっかく半年という期間もあるのに語学だけでなく、何かもっと新しいことを体験できる環境に飛び込んでみたいとな思い、ファッション業界にも興味があったので、語学とファッションを一緒に学ぶにはどこか最適な場所はないかと考え、ニューヨークが真っ先に思い浮かんだのがきっかけです。

3.今回の留学で自分が目指すゴールとは。

一番の目的は英語をしっかりと身に着けることです。それとファッションの勉強を頑張ること。

4.留学体験をどのように自身の将来につなげていきたいですか。

得意なことや自分が出来ることを伸ばしつつ、自分自身のことを知るいいきっかけになればと思っています。

5.将来の夢は。

スタイリストとしてニューヨークで仕事がしたいです。

6.留学して役に立ったアプリ・Webサイトは。

NYC Subwayのアプリです。

7.留学してみて一番学んだことは。

積極性を学びました。日本にいる頃はすごい消極的で興味があることでもあまり熱心に打ち込むような感じはありませんでした。それが大学に入ってから少しづつ変わり前向きに取り組むようになり、ニューヨークに来てからはさらにそれが強くなりました。 また、授業でディスカッションする機会も多く、自分の主張をはっきり言えるようになりました。昔の自分と比べていい意味でだいぶ変化したなと実感しています。

8.ニューヨークにきて驚いたこと、生活する上で困っていることは。

電車です。日本だと時間通りで綺麗なので快適に利用できますが、ニューヨークの地下鉄事情は時間は不規則だし、使いたい路線のサービスが急に止まってしまったりするので、いつも安心して使える環境ではないところが不便です。


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“他の国から来ている留学生たちのハングリー精神に圧倒されました。自分がいかに内向的だったのか、僕ももっと向上心をむき出していかなければといい刺激を受けました。” Suematsu Soraさん 21歳 (大学生)

◼️プロフィール
ミュージシャン志望でボーカルとキーボードを主に勉強中。日本では音楽グループに所属。
Instagram 


1.日本の大学ではどんな勉強・活動をしていますか。

国際学部で英語を専攻しています。それと普段は音楽をやっていてクラブやライブハウスで歌っています。また同世代12人で結成した音楽クルーとしても活動しています。銭湯を貸し切ってDJブースを持ち込みライブをして、その時に古着屋やアクセサリー屋、カレー屋などにも出店してもらい、色々な人が楽しめる企画になるよう考えました。

また、スニーカーショップの「アトモス(atmos)」とコラボして洋服をリリースしたりと、音楽とカルチャーを融合させた取り組みもしています。メンバーの中に普段は寿司職人をしていたり、書道家やラッパーなどしている人たちがいてお互いの感性を尊重し合っています。

2.なぜニューヨークを留学先に選びましたか。

2年前に友人と初のアメリカ旅行でニューヨークへきて、その時に好きになったことがきっかけです。

3.今回の留学で自分が目指すゴールとは。

音楽のスキルをつけること。そしてニューヨークのカルチャーに触れながら人脈を作っていけたらと思います。

4.留学体験をどのように自身の将来につなげていきたいですか。

いつかニューヨークでライブをしてみたいので、そのためのコネクションや何か収穫できればいいなと。

5.将来の夢は。

音楽で食べていけるようになりたいです!

6.留学して役に立ったアプリ・Webサイトは。

交通に欠かせない「My MTA」のアプリです。それとクレイグリスト(craigslist)やニューヨークベースの日系の掲示板はけっこう役に立つのでチェックしています。

7.留学してみて一番学んだことは。

音楽においてはこれまで自分が学んできたアプローチのやり方と異なり、例えばボイストレーニングの授業において発声方法が日本と全く違く「歌は喉で歌うのではなく頭で歌うんだ」と教えられたり、鏡を使って舌の動きを確認しながら練習したり、新しい発見ができてよかったです。それと、このニューヨーク滞在は自分のことを知れるいい機会になりました。

8.ニューヨークにきて驚いたこと、生活する上で困っている事は。

日本に比べて公共で使えるトイレが少ないのと、食費が高いことです。


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