ヘルシーなニューヨーカーも夢中なSuper Food 10選!

ここ数年、よく耳にするようになった健康食として世界中で話題のスーパーフード。ひと言で説明すると、特に栄養価が高く健康に良いとされる食べ物のことをさします。

ニューヨークはアメリカ国内でも特に日々の食事やエクササイズに気を使う人が多い街ですが、流行に敏感なニューヨーカーは日々どんなスーパーフードを食事に取り入れているのか。ローカルスーパーマーケットで簡単に手に入る人気のスーパーフードの中から、おすすめの10選を紹介します。

ギー (Ghee)




牧草で育った牛から取れるバターを煮詰めて精製し、タンパク質・水分・不純物を取り除いたオーガニックな「溶かしバター」のことで、物性脂肪の中で最も純粋な油とも言われています。また、ギーは作る過程で乳固形分、ラクトース、ガセインが除去されることから、乳アレルギーの人でもアレルギー症状を起こさず摂取できるとか。実はインドでは長らくアーユルヴェーダの万能油として使われており、マッサージオイル、美容液として肌に潤いを与えてくれるとも言われています。


<ギーの効果・効能>
実際のカテゴリーはバターに分類されますが、一般的なバターに比べてビタミンA、D、Eそして、中鎖脂肪酸が多く含まれるため、体に蓄えられた脂肪からカロリー消費をしてくれるというダイエット中の人には夢のような効果が! また腸内にある悪玉菌の増殖を抑制してくれることから、腸内環境を整え、免疫力の向上はもちろんお通じ改善にも効果アップで身体の内側からキレイに導いてくれます。


<食べ方>
普通のバターやオイルの代用品として料理に幅広く使えます。シンプルにトーストに塗ってもOK。ただ、摂りすぎは厳禁! 通常のバターに比べると圧倒的に身体に良いのですが、1gあたり10カロリー強なので、カロリーオーバーにならないように気をつけたいですね。基本的に毎日スプーン1杯程度のギーを摂取することが健康維持やダイエット目的として推奨されています。

 

デーツ (Dates)




主に中近東諸国で生産されていて日本は「ナツメヤシ」と呼ばれています。デーツは砂漠の過酷な条件で育ち、その生命力の強さから「生命の木」と呼ばれています。
ツヤっとした少し固そうな冴えない見た目ですが、甘くて中身は意外としっとり。古くから中東では「一粒だけで用が済む」とも言われているほど栄養価が高く、キャラバンで何日もデーツとラクダのお乳で飢えをしのぎ、旅を続けているんだそうです。

また、妊娠中の女性が毎日2~3個のデーツを食べると、生まれてくる子が丈夫に育つと言われていたり、ラマダン(断食月)明けに栄養補給としてジュースにして飲まれています。

<デーツの効果・効能>
たくさんの栄養素を含むフルーツ界きってのスーパーフード。数種類のビタミン、カルシウムを始め、鉄分が多く含まれるため貧血対策にもなり、胎児や乳児の発育や生命維持に非常に重要とされる葉酸、亜鉛を多く含むので妊婦さんには必須! またドライフルーツの中では食物繊維がトップクラスなので腸内環境を整えダイエットにも効果的なんです。


<オススメの食べ方>
1粒たったの11カロリーで、素早くエネルギーに変える働きをするので、
ナッツと合わせておやつに取るのがオススメ。ちなみに日本でもアメリカでも人気のオレオがひとつで53カロリー。次にスーパーに行ったら何を買うべきか…、みなさんもうお分かりですよね。また、刻んでヨーグルトに入れて朝食に食べるニューヨーカーも多し! 

 

ボーンブロス (Bone Broth)




2015年頃からフードブロガーの間で話題になり、2017年あたりからスーパーフードのラインナップに名前が挙がり一般に広く知られたボーンブロス。動物の骨から取った出汁のことで、もちろん自分で骨を煮込みスープをいちから作ることも可能ですが、どこのスーパーマーケットでも手軽に買えます。

それがなぜここまで話題になったのかというと、その栄養価の高さと、日々コーヒーを片手に出勤するニューヨーカー達に、コーヒーのように飲める朝のスープとして受け入れられたから。そして、この朝のカフェイン摂取の代わりにボーンブロスを飲むことで、消化を助け、腸の炎症を抑えることができ、免疫システムを高めることが知られています。


<ボーンブロスの効果・効能>
骨から溶け出した豊富なたんぱく質とコラーゲン、ヒアルロン酸が含まれていることで女性からの支持も多く人気を後押ししています。また便通の改善や免疫力アップにも良いと言われています。


<オススメの食べ方>

アメリカではそのまま温めて飲む人が多いようですが、ぼんやりとしたなんとも言えない味なので、苦手な人は野菜や肉を入れて塩胡椒で味を整えてスープとして美味しく飲むことができます。

 

色の濃い葉物野菜 (Dark Leaf Vegetables)



ヘルシー志向のニューヨーカーはとにかく野菜が大好き! 彼らは朝から野菜やベリーたっぷりのスムージーを飲み、ランチタイムには大きなボウルにたっぷりの野菜を食べます。ケール、ほうれん草、スイスチャードなどが色の濃い葉物野菜として挙げられますが、中でも栄養価が特に高くニューヨーカーが積極的に食べるのがケール!

やや苦味があるのが特徴的なケールですが、若い葉のベイビーケールは苦味が抑えられ葉も小さく柔らかいので特に人気。ニューヨークに来てケールが大好きになった日本人をたくさん知っていますが、あの独特の苦味がクセになるそう。


<ケールの効果・効能>
主な栄養素は、葉酸、亜鉛、カルシウム、鉄、マグネシウム、ビタミンC、また、食物繊維はレタスの3倍、カルシウムは牛乳の約2倍、βカロテンはトマトの約5倍とも言われています。コレステロールの排出や急激な血糖値の上昇を防ぐので肥満を防ぎダイエット効果を高め、またお肌から活性酸素の害から守り肌の酸化を防ぎます。


<オススメの食べ方>
ケールやほうれん草の葉物野菜にアボカドやミニトマト、パストラミをちぎってのせて、クレイジーソルトやハーブソルトを少々とオリーブオイルを回しかけます。サラダだけだと物足りないですが、パストラミやお腹にたまりやすいアボカドを少しトッピングで乗せるだけで味もお腹も満足できます。

 

ベリー (Berries)




スーパーに行くとストロベリー、ラズベリー、クランベリー、ブルーベリー、ブラックベリーといったベリー類が豊富に並んでいる光景をよく目にします。ベリー類は食物繊維が豊富で抗酸化力の強いポリフェノールを多く含んで身体に良いだけでなく、多く含まれるビタミンCがシミ・ソバカス、肌荒れなどの予防にもなり美肌効果も期待できます。
少し前にはゴジベリー(クコの実)が大ヒットしましたが、最近人気を集めているのが最高レベルの抗酸化力をもつマキベリー。


<マキベリーの効果・効能>

マキベリーはアントシアニンやフラボノイドといった抗酸化成分を多く含み、3ヶ月以上摂取することで悪玉コレステロールが減少し、善玉コレステロールが上昇するという研究結果が出ています。また、有害な活性酸素を抑え、免疫力アップ、炎症抑制、老化防止、美肌・美白効果、肥満抑制、抗がん作用、生活習慣病予防、アンチエイジング効果、スマホやパソコン、テレビなどで感じる眼精疲労を癒す効果などもあると言われています。


<オススメの食べ方>

フレッシュなベリーはそのまま食べてもちろん美味しいですが、ヨーグルトやシリアルなどと合わせて彩り豊かな朝食として楽しむのも良いですね!

 

シード (Seeds)




シードと言えば日本でも人気になったチアシードやフラックスシード、そしてヘンプシードなどがあります。ひとつひとつは小さいですが、食物繊維、良質な脂質、ビタミン、ミネラル、そして女性には嬉しい抗酸化物質を豊富に含んでいます。日本人に馴染みのない、ヘンプシードですが実はこれ大麻の種。植物由来のたんぱく質が豊富でオメガ6とオメガ3を最適な比率で含むとても優秀な種なんです。

ニューヨークでは、よくカフェのアボカドトーストの上にこのヘンプシードがまぶされており、味の相性も栄養面での相性も抜群!

そして、ここ最近にわかにスーパーフード市場で話題になっているシードというのが、まさかのスイカの種なんです。他のシード同様豊富な栄養を含みますが、大きな違いはカロリーの低さ。一握り分のカロリーがわずか20キロカロリーとのことで、流行に敏感なニューヨーカーは既に試している人も多く、そのまま食べるのではなくローストしたものを食べているそうです。


<チアシード、スイカの種の効果・効能>
チアシードはダイエットには欠かせない食物繊維やコレステロールを上げず中性脂肪を下げるオメガ脂肪酸、特に女性には欠かせない鉄分、歯や骨に良いだけではなくイライラ対策にもなるカルシウムなどが豊富に含まれています。

スイカの種は皮膚や髪、筋肉などを生成するために欠かせないたんぱく質の代謝を促し、体内で活用できる状態にするビタミンB6や、赤血球が正常に生成する葉酸、骨や歯の健康維持に欠かせないマグネシウムを豊富に含んでいます。


<オススメの食べ方>
基本的にどのシードもサラダのトッピングやヨーグルトやシリアルに混ぜることで朝食や、おやつタイムに気軽に豊富な栄養を摂取できるため、戸棚には常に数種類のシード類をストックしているニューヨーカーが多いです。

 

モリンガ (Moringa)



この名前を初めて聞く人も多いのではないでしょうか。インドを原産とするワサビノキ科の植物で花、葉、茎、種と余すところなく食べることができ、古くから漢方として親しまれてきました。ちなみに日本では沖縄で栽培されているんだとか。


<モリンガの効果・効能>

栄養面で見ると、たんぱく質、鉄、カルシウムが驚くほどぎっしりと詰まっていて、血圧を下げる抗酸化物や食後の血糖値を下げるクロロゲン酸なども含まれ、コレステロールの減少も嬉しい効果のひとつ。


<オススメの食べ方>
摂取方法は、粉末の場合は牛乳や野菜ジュース、スムージーなどの他のドリンクに混ぜるのが一般的ですが、オススメはシンプルにモリンガ茶。渋味やクセはなく麦茶のような香ばしさが日本人には懐かしく親しみやすい味です。

風邪の予防にも良いとされるので、朝の一杯や休憩時の一杯など日常的に摂取すると良いかもしれないですね。食事と一緒に摂取すると食べ物と一緒に栄養が吸収されると言われているので、その点だけ注意が必要です。

 

タイガーナッツ (Tiger Nuts)




ナッツという名前がついていますが、実際はナッツではなく不溶性繊維が豊富な塊茎の一種で、野菜に分類されます。日本では「カヤツリグサ」とも言い、古代エジプトから伝統的に食べられてきたんだそうです。


<タイガーナッツの効果・効能>
豊富な食物繊維や消化に良いとされるアミラーゼ、リパーゼも含まれオリーブオイルやアボカドに含まれていることでも知られる不飽和脂肪酸も豊富に含まれています。また血糖値の上昇をコントロールし糖尿病予防、免疫力を高める効果もあると言われています。


<オススメの食べ方>
食べ方はそのまま食べるもよし、水に一晩浸してブレンダーで撹拌し、自家製タイガーナッツミルクにするのもよし。ニューヨーカーは、ちょっとしたおやつがわりに食べる人が多くダイエット中のおやつとしても人気が高いです。

 

古代の穀物 (Ancient Grains)



日本でも古代米は一時期流行りましたが、ここニューヨークでも古代文明時の主食であった穀物をどこでも発見することができます。広く知られているものはキヌアですが、今日オススメしたいのが中東と北東アフリカの伝統的穀物のフリーカ(Freekeh)。

ローストした若い小麦から作られており、炭水化物が少なく食物繊維とたんぱく質が多い特徴があります。また「Ancient Grains」と書かれたシリアルもあり想像以上に美味しいです!噛むほどにナッツの香ばしさを感じられ、よく噛むことで満腹感も得られる優れもの。


<フリーカの効果・効能>

食物繊維は玄米の4倍もあり、ビタミンやミネラルが豊富なのでダイエットには最適!


<オススメの食べ方>
フリーカは食べやすい調理方法としてはピラフやシチューがおすすめ。歯ごたえがあり満腹感もあるフリーカレシピはほとんどが20分程度で作れます。また簡単にヨーグルトにグラノーラと合わせて朝食に摂るのもオススメ! また、キヌアのように鍋で煮立ててからサラダやシチューなど他の料理のアクセントとして加えてもGood!

 

非乳製品ミルク(Non-Dairy Milk)



近年、日本でもアーモンドミルクの認知度が高くなってきていますがニューヨークでは何年も前からソイミルクやアーモンドミルクは日常的に飲まれており、一昨年前からはオートミルクの登場でさらに活気付いています。

そもそも、乳製品に含まれる乳糖(ラクトース)の消化酵素が減少している人が飲んでいたものですが、栄養価が高く牛乳に代わるこれらの製品は健康な生活を送るニューヨーカーがほおっておくわけもなく、「マカダミアミルク」や「ライスミルク」「ピーカンミルク」など次々に新しい商品が話題になっています。

一般的なミルクに比べるとさらりとした口当たりで、コーヒーや紅茶との相性が抜群なんです! 栄養価もバッチリでカロリーは抑えられるという夢のようなミルクのため、ニューヨークではほとんどのコーヒーショップで「Non-Dairy Milk」の取り扱いがあります。

どこもだいたい50セントから1ドルほどで変更できますので、まだ試したことがない方はぜひトライしてみてください。

 


日本と比べてニューヨークではスーパーフードが生活の身近に存在していて、需要が多いだけに手が届きやすい価格設定のものがとても多いのが印象的です。

ただ、どんなに体に良くても摂りすぎは禁物ですよね!

ギーのようにカロリーが高いものもあるので、摂取量をオーバーすると逆に太ってしまうこともあるためバランスを考えて食事に摂り入れることが大切です。

様々な食べ方のレシピも簡単に見つけることができ、日常の中で健康的に美味しく食事を楽しむことを多くのニューヨーカーが実践しています。

上記で紹介したものはローカルスーパーマーケットで手に入れることができますが、できればホールフーズやトレーダージョーズなどオーガニックスーパーで購入すると尚良いでしょう。ヘルシーライフを愛するニューヨーカーの食生活から、ぜひみなさんの健康に役立つヒントを見つけてみてください!

 
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