授乳期間の完全除去食でも食べられるヘルシー手作りおやつレシピ

新米ママが綴る子育てコラムVol. 11

息子が生後12週目になった頃に重度のアトピーを発症しました。
それは食物アレルギーからくるアトピーの発症と診断されました。

それからは甲殻類のシーフードは禁止。乳製品、卵、グルテン、一切禁止。

かかりつけのホリスティックドクター(自然療法士)の指示で白い砂糖はアトピーのかゆみや炎症をひどくするため禁止と言われました。

糖分はピュアなハチミツ、メープルシロップで代用すること。そして、授乳中の母親がお肉や揚げ物の脂肪分を取ってしまうことが赤ちゃんの新陳代謝や排便に影響を及ぼすという説明も受けました。なのでお肉や揚げ物も極力控えるようにしました。日本でも授乳中のお母さんは子供にアトピーが出ていなくても、糖分や油分が良くないのは認識されているかと思います。

この食生活を卒乳まで続けていく決意をしてみたものの、毎日数時間おきに授乳を朝も夜も毎日毎日ずーっと続けていかなければなりません。

2ヶ月ほど経つとやはり何か自分の息抜きとして、ほんのわずかなコーヒーやお茶と一緒に1日に1回だけおやつが食べれたらいいのになぁと思うようになりました。

しかも安全な。

そういった時間があるのとないのでは長く続けられるモチベーションに影響するなと、その時に実感したのでした。

すぐに私はネットなどでアレルギーの赤ちゃんを持った授乳中のお母さんでも食べれるおやつのレシピを自分で探し始めたのです。

すると日本のレシピサイトでいくつか見つかりました。

私の条件は

1.アメリカで手に入りやすい材料で食材を代用できるか。

2.自分が食べれる限られた食材のみを使う(砂糖、卵、乳製品、グルテン不使用)。

3.授乳で毎晩寝れる時間が限られているのでできるだけシンプルに簡単に短時間でできること。

これらの条件をベースに私がネットで見つけたレシピにアレンジを加え、試行錯誤して出来上がったレシピをご紹介します。



玄米粉のかぼちゃorさつまいもクッキー



レシピはとても大まかで簡単です。いつも常備菜で作ってあるかぼちゃの煮物やさつまいものレモン煮をそのままマッシュして作っていました。

材料は玄米粉1.5に対してポテトスターチ1 (日本のレシピでは片栗粉ですがポテトスターチの方が安全なものが手に入りやすいので代用しました)。動物性ではないオイル1 (私はオリーブオイルかココナッツオイルを使うことが多かったです)。マッシュしたかぼちゃかさつまいも1。メープルシロップorはちみつ1の割合で作ります。


<私が毎回作っていた量は>
玄米粉60g
ポテト スターチ 40g
オイル 40g
かぼちゃかさつまいも 40g
メープルシロップorはちみつ 30g

<作り方>
1 粉類を全てボールに入れて混ぜる。
2 オイルとシロップを入れたら手でこねる(ビニール袋に全部入れてこねてもいい)。
3 こねた生地がひとまとまりになったら手で平べったく伸ばして包丁やナイフで四角に切っていく。
4 355℉(180℃)のオーブンで約30分焼いて出来上がり。

このクッキーは乳製品が入っていないのでこちらのビスコッティみたいなざくざく素朴な食感です。
さつまいもやかぼちゃの素朴な味がして美味しいです。

玄米粉ときな粉のダブルチョコレートクッキー

ホールフーズマーケットで砂糖の代わりに純粋なはちみつだけを使ってできたチョコレートチップを購入してそれが使いたくて開発したクッキーです。

<材料>
玄米粉 140g
ポテトスターチ(片栗粉の代用) 20g
オーガニック カカオパウダー 20g
きな粉 20g
メープルシロップorはちみつ 70g
動物性ではないミルクなんでも(私はオートミルクを使用) 60g
動物性ではないオイル(私はオリーブオイルかココナッツオイル使用) 60g
チョコレートチップ(あまり多すぎると生地がまとまらなくなるので要注意!) 少々

<作り方>
1 ボールに粉類を全部入れてよく混ぜる。
2 オイルとシロップ系を入れて手でこねる。
3 ミルクを少しづつ足しながらこねる。
4 チョコレートチップもお好みで入れ軽くこねる。生地はかなりポロポロしています。
  扱いに食い時はミルクかオイルを少し足してみてください。
5 オーブンを355℉(180℃)にセットアップする。
6 綿棒か手で生地を平らに伸ばし、型抜きをする。

私は型抜きが面倒なのでこれもナイフで四角に切るだ    けでした。厚さ1mmだとサクサク3mmくらいだと少ししっとりします。それもお好みで。

チョコレートが大好きなのでこのクッキーは本当に何度も焼いてました。息子とのお散歩でも小さなタッパーに数枚入れてほんの少しのコーヒーと一緒に食べて息抜きしてました。



もち粉と絹豆腐のお団子



和菓子は洋菓子と違って目分量でできてとても楽です。
いつも離乳食で余るお豆腐を使っていました。

<材料>
もち粉又は団子粉 適量
絹豆腐 あるだけ
メープルシロップ 適量
きな粉 適量

<作り方>
1 ボールに大体でいいのでもち粉1に対してお豆腐1の割合(計量したことないです笑)で豆腐は
   手でつぶ しながら粉とこねて混ぜる。
2 なかなか生地が硬くパサパサしてまとまらないようだと水を足す。
   生地がベタベタ手にくっついてまとまらないようだと粉を少しづつ足していく。
3 生地がひとつにまとまると好きな大きさにちぎってお団子を作る。
   それぞれのボール状になったお団子の真ん中を指でギュッと押して平らな丸にする(ゆがくと
   きに中まで熱が早く伝わります)。
4 お湯を沸騰させて平らなお団子を放り込む。
5 1分から2分するとお団子が鍋の上に浮いてくるのでそれをザルですくう。
6 メープルシロップにきな粉を混ぜてディップを作る。ゆるいピーナツバターみたいになります。
7 湯がいたお団子をディップにつけて食べる。

このお団子に常備菜で作ってあるさつまいものレモン煮をマッシュしてつぶして作っただけのさつまいも餡を上に乗せてディップを少しつけても美味しいです。
歯が少し生えてきた頃からウチの息子にこのお団子を小さくちぎってディップにつけて食べさせています。毎回とても喜んで食べてくれてます。


玄米粉チョコチップバナナマフィン

<材料>
玄米粉 180g
ベーキングパウダー 10g
メープルシロップorはちみつ 90g
バナナ 4本
動物性でないオイル 70g
(私はココナッツオイルかオリーブオイルを使用)
動物性でないミルク 110g~130g
(私はソイミルクかオートミルクを使用)
チョコレートチップ お好みの量

<作り方>
1 大きなボウルにバナナの皮をむいて潰しておく。
2 1のボールにチョコレートチップ以外の材料をすべて入れてしっかり混ぜる。
3 生地が混ざったらチョコレートチップを入れて混ぜる。
4 マフィンの型にオイルを塗る
5 340℉(170℃)に予熱したオーブンで約20分くらい焼く。爪楊枝などで刺してみて生地の液体がくっつかなければ完成。

この材料の他にも冷蔵庫の中に余っていたベリーを入れて焼いたりしてバリエーションも増やしていました。食べた感じは米粉なので少し和菓子っぽいです。


こうやって色々自分なりに調べておやつを開発していると、何だかどんどん楽しくなっていって少しづつレパートリーが増えていきました。

もちろん何度かは失敗もしてます。

息子を夜寝かしつけて、自分が夕飯を食べてた少しの時間だけ、眠い目をこすりながらおやつ作りに没頭していました。

今ではとてもその頃が懐かしいです。

私は授乳中の鉄分やミネラル不足の解消に少しでも役立てるように、洋菓子の材料の土台は米粉ではなく玄米粉に置き換えました。


授乳中のおやつの土台となった玄米粉、純カカオ、ポテトスターチ。


もし玄米粉が臭いがきつくて苦手な人は普通の米粉でも作れます。
今ここアメリカでは古来小麦(spelt flour)がグルテンアレルギーを持つ人たちの代用品としても認知されています。なのでこのレシピの玄米粉を古来小麦に置き換えてもいいかもしれません。


グルテンアレルギー発症率が極めて低いとされる古来小麦。


そして皆さんにもうひとつお伝えしたいのが、玄米粉や米粉のおやつは腹持ちが小麦粉ベースのおやつと比べて断然良いです。水分と一緒に食べると、お腹の中で膨らむのかどしっときます(笑)。
なので授乳中のお母さんたちにもオススメですし、乳製品や卵、白い砂糖も不使用なのでダイエット中の方にも本当にオススメです。

私自身妊娠中27Lb(12kg以上)も太り、産後ダイエットやエクササイズを全くしてないのに卒乳後の今では妊娠前に来ていた服をそのまま着れてます。
除去食中は3食玄米菜食が基本でこうやって自分で作ったおやつをほぼ毎日食べていましが、抜け毛もそんなに目立ってありませんでした。ずっと髪を切ってくれていた美容師さんが驚いたほどです。

子供のためにと思って必死だった除去食中は辛かったですが、今となってはその経験が自分の産後の健康や体にの為にもなって、おやつも色々作れるようになって自分自身の知識として役に立っています。

とても有難いことです。

授乳中のお母さん以外にも健康志向の方やご自身のお子様に安全なおやつを食べさせたいと思っている方たちにも是非参考にしてもらいたいです。

この記事を書いている今の時点で、あと1ヶ月でウチの息子は離乳食が始まって1年が経ち完全食に切り替わる予定です。来月からは食物アレルギーのある自分の息子に少しでも手作りの美味しい焼き菓子を食べさせてあげたいという思いがまた新しい子育てのモチベーションになっています。
こうやって毎日少しづつ私も育児を通じてお母さんになっていっているのです。

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