アメリカ個人間送金アプリ3選

日本ではお財布携帯や電子マネーといったサービスがかなり前から普及していますね。
ここアメリカは日本と比べてお財布携帯のようなサービスは少し前まであまり普及されていませんでした。

その一方でアメリカはもっぱらのクレジットカード生産の先進国の1つです。
もちろん、ここニューヨークでもたくさんの人が普通にコーヒ−を1杯買うにもカードを切りますし、お店側も少ない金額でもクレジットカードの生産に対応しています。

またキャッシュレスということでは、日本では馴染みがないと思いますが、小切手もよく使用されます。お給料の支払いや、個人の家賃や光熱費の支払いに小切手が使われることも珍しくありません。
小切手は簡単にATMマシーンで自分の銀行口座に手数料なしで簡単に振り込む事ができます。

ヨーロッパなどの国と違い、ここアメリカでは国がキャッシュレスの推進を行政で行っていないにも関わらず、キャッシュレスの時代がどんどん進化しています。

1998年にPayPalが登場しそれを皮切りにここ何年かでPayment App (ペイメントアプリ) がいくつも登場し日常生活の決済が様々な場面でアプリで可能になってきているのです。
もうすでにニューヨークのレストランやショップではApple PayやSquare対応の清算は、たくさんの場所で可能になっています。

ここ最近ではそれらのアプリの影響を受け、キャッシュも小切手もクレジットカードさえも使わないで精算を済ませる人たちがどんどん増えてきているのです。

今回は、ペイメントアプリの中でも、メジャーな3つのアプリのそれぞれの特徴をご紹介したいと思います。

 

PayPal


みなさんご存知のマネー送金アプリの老舗です。もちろん、iOSとAndroid、両方対応しています。

1998年にeBayの精算digital walletとして登場したPayPalですが、そこから1番大きなオンライン電子決済アプリに成長していきました。


PayPalの1番の特徴は、E-mailで送金するアプリということと、
世界中のアカウントに送金可能ということです。

アメリカ国内に限らず、世界中どこでも送金手数料は基本かかりません。
ただし、国際送金の場合は、為替手数料がチャージされます。
また、送金をクレジットカード、デビットカードから行う場合は2.9% + fixed feeがチャージされます。

10年以上前に、私が日本のPayPalアカウントからアメリカ滞在予定期間の宿泊施設の宿泊代をPayPalで支払った時にも、為替手数料は発生しましたが、当時の私にとっては、ネット上でとても便利に決済が出来て驚いたのを覚えています。

PayPalは送金限度額を設けていませんが、1度の送金限度額は$10,000までとなっています。

大きな金額の送金にもやはりこのPayPalが便利ですね。

 

Venmo


今ニューヨークの沢山の若者たちの間で、このVenmoが大人気です。
私もこちらのアプリを利用していますが、とても便利です。もちろん、Androidも、iOSも共に対応しています。

このVenmoが若者たちに絶対の指示を受けているのには、いくつかの理由があります。

まず、送金や精算を一緒に行う相手もfacebook上でやりとりできます。
厄介な毎回のアカウント番号や支店番号の入力も必要ありません。
手数料もかかりません。

そして何より人気の理由は、割り勘勘定機能があることです!
この割り勘機能は、ここアメリカでは本当に需要のある機能です。

多くのアメリカの若者はルームシェアをします。
その時、光熱費の支払いを今までは、誰か1人が先に支払い後からルームメイトたちから回収するといった作業を当たり前のようにするのですが、そのような面倒な作業をしなくていいのです。

Venmo内のグループチャットに参加さえすれば、タイムライン上で各自のお金のやりとりが全て確認することがも可能です。

お友達とご飯やお茶をした時の割り勘も、この機能で簡単に精算できます。

また、Venmoを使って加盟店に送金ができるというサービスが、2016年から開始され、加盟店ではVenmoでの決済が可能になりました。加盟店から数%の手数料がVenmoに支払われることによって成り立っているサービスです。Venmoは、PayPalとは違い、基本1週間の取引限度額は$299.99と少額です。
身元証明の確認を行うと、取引限度額が最大1週間$4999.99 (送金、購入金額、Venmo Master Card購入金額を全て合わせた金額) まで可能になります。送金の限度額はは$2999.99です。
取引限度額の詳細情報はこちらをご確認ください。

手数料に関しては、Venmoに登録した銀行口座からのお金の出し入れは無料。
クレジットカードを通した場合は、3%の手数料が発生します。
クレジットカードでのATM引き出し手数料は、$2.50。
Instant Transfer (数分で送金が完了する最速の送金) の電子送金には1%の手数料 (最低$0.25から最大$10まで) が発生します。
その他、手数料の詳細情報はこちらから確認できます。

Venmoのサービスは今でも進化し続けており、ネットでの映画チケットやオンラインデリバリーサービスが次々と加盟店になっています。
この先PayPalの利用が可能な店舗へのサービス拡大も試みているそうで、今後も注目のアプリです。



Zelle


先ほど紹介したVenmoの脅威に応戦したのがアメリカの銀行達です。
30以上の銀行が加盟して共同でこのZelleを設立し、2017年から、手数料無料の個人送金サービスを開始しました。

Zelleに加盟している銀行が必要なコストを平等に負担することで、個人送金の手数料無料が実現しています。

Zelleの特徴は、送金が数分で完了することと、送金限度額がVenmoと比べてとても大きいということです。それぞれの加盟している銀行で、限度額は微妙に違うのですが、1日の送金限度額は、どこの銀行でも、約$2000の設定です。この金額の送金手数料が無料ということで、確実にニーズがあるのは間違いなしです。

Zelleに加盟していない銀行口座との取引の場合は、1週間に$500までとなっています。
クレジットカードを使用した送金の場合は、カード会社側の手数料が発生し、それぞれのカード会社でその金額も変わります。

Zelleのアプリはそれぞれの銀行のオンラインバンキングからダウンロードが可能になっています。

ZelleにはCHASE、Bank of America、Citibankなど、アメリカのメジャーな銀行は、ほとんど加盟しています。
Zelleの加盟銀行はこちらから確認できます。

高額の個人送金が手数料無料というインパクトは大きく、現在の利用客や取引額は、他のサービスを圧倒していると言えます。
Zelle側の2017年前半の調査によると、合計336億ドルを送金したというデータもあります。

ほとんどのアメリカのメガバンクが加盟する大規模な銀行のネットワークだからこそ可能なZelleのサービスは、きっとこれからもどんどん拡大していくでしょう。

 


 

今回はこの3つのアプリをご紹介しましたが、他にもSquare Cash、Google wallet、Apple Payなど、他にもたくさんのマネーアプリが存在し、時代は次から次へと新しく便利なものを生み出していきます。

私個人も、Zelleの存在を知るまでは
「もう銀行も将来なくなるのかなぁ」
などと感じていたほどで、近い将来、本当にキャッシュレスの世界が現実になる日が来るかのもしれませんね。

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