4月に登場した世界最大のハリー・ポッター・ストア、7月からはVRツアーも登場し、さらに活気づいています。今回はこのハリー・ポッター・ストアとVRツアーを体験してきました !
現在店舗では、Virtual Queue Systemという入店人数制限が行われています。入場口にあるQRコードを読み込み、専用サイトから入店予約をします。入店可能になると、携帯に連絡が届き、その後1時間以内の入店が可能となります。通常入店の事前予約はありませんが、お店の前で並ぶ必要もありませんので、待ち時間の間に近所のEatalyやLegoストアなどを散策するのもいいでしょう。
通常入店ではなく、VRツアーのチケット購入者は、このVirtual Queueで入店予約をする必要はなく、チケットを提示することで即時入店が可能です。
さて、実際にお店に一歩足を踏み入れると、もうそこはハリー・ポッターの世界。映画に出てくるお馴染みのキャラクターやアイテムが所狭しと並んでいます。
お店の中で最も目を引くのは、ダンブルドア校長室へと導いてくれる大きなグリフォン像。これを見るだけでも魔法の世界にやってきたことを実感して感動ものですが、店内のいたるところに、映画のシーンやシンボルとなったものが置かれていて、まるで映画の世界に迷い込んだような夢心地に浸れます。
グリフォン像の周りにはワンドと呼ばれる魔法のステッキが沢山。各登場人物が愛用するワンドが販売されています。日本では販売されていないワンドも展示・販売されていて、興奮が止まりません。
さて、今回の目的はショッピングだけではなく、7月15日から開始されたVRツアー(Virtual Reality Experience)の体験です!ツアーはオフィシャルサイトでチケットの事前購入が必要ですが、大人気なのでできるだけ早めに購入されることをお勧めします。
現在、ホグワーツ城の中を歩きまわりピクシーを退治する「Chaos at Hogwarts」と、魔法のほうきに乗ってデス・イーターと戦う「Wizards Take Flight」の2種類のVRツアーが用意されています。魔法と言えば、「魔法のほうき」でしょ。ということで、魔法のほうきに乗って参りました!
予約時間前にお店の人にVRツアーの予約があることを伝えると、親切に店内にあるツアー会場に案内してくれます。開始時間まで所定の場所で待っているといよいよVR体験開始です!
まず、ロッカールームに案内され、荷物を預け、VR機器のリストバンドをつけると、今度は自身のアバターを選択します。壁にアバターの写真があるので、そのうちのどれが好みかをスタッフに伝え、さらに自分がどの寮に所属したいかも伝えます。それらが決定すればVRの設定は完了。後は、別室に準備されたほうきのマシンに乗って、VRヘッドピースをセットし、いざ出発です!
最初はほうきでの空中飛行を楽しみます。一緒にVRツアーに参加している他の人もVR内で確認できるので、お友達と一緒に空を飛ぶ体験をすることもできます。実際、お友達で参加している人たちは「○○ちゃんどこにいるの~?」「私はお城後ろ側にいるよ~!」なんて会話も聞こえて、とても楽しそうでした。
ツアー中盤には、それぞれがワンドを手にし、デス・イーターと闘います。手元のワンドを振ると魔法が出るので、本当の魔法使いになった気分になれます。ツアーのストーリーもスリル満点で、大興奮でした!今後、大人気になること間違いなしのVRツアー、ぜひ体験してもらいたいお勧めアトラクションです。
VRツアーの後はやっぱり「バタービール」!映画の中でエマ・ワトソン演じるハーマイオニーが、かわいく口ひげをつけたことで有名なこのドリンクも味わうことができます。
大人には残念ながらアルコールは入っていませんが、子供も安心して飲むことができて、口ひげ体験を楽しむことができます。
一杯$12とお値段は少し高目ですが、うれしいのはバタービールのお土産カップ。飲み終えた後のカップを店内で洗浄して持ち帰りができます。ボトルのバタービールも販売しているので、家に帰ってからも、引き続きハリー・ポッター ムードを味わうことができます。
バタービールを飲み終わった後も、名残惜しくてなかなかお店を出ることができずに、また店内を散策していました。本当に飽きることのない楽しいお店です。また、ハリー・ポッター商品の充実度が素晴らしく、洋服や小物、お土産以外だけでなく、インテリアに利用できるクッションカバーからウォールペーパーなどの商品もありました。さらに、それら商品の価格が意外と良心的な点も驚きでした!
ハリー・ポッター ファンでない人も十分楽しめるお店ですし、ハリー・ポッター ファンには、たまらないお店です。ぜひ、一度訪れてみてはいかがでしょうか!