日本とアメリカでは役割が大きく違う学校職員の存在

アメリカで子供を学校に通わせる親御さんは日本との教育システムや子供たちの為の環境作りなど、ほぼ全てにおいてその違いを目の当たりにするでしょう。
今回は、子どもたちを学習面、社会面、情緒面において専門的にサポートをしてくれるアメリカならではな教職員にスポットを当ててみました。

 

アメリカの学校には校長先生や担任の先生など、日本の学校でも馴染みのある教職員もいる一方で、あまり聞いたことのないような肩書きの教職員もたくさんいるため、戸惑われることもあるのではないかと思います。また、それぞれの州や学校区によって教育システムが異なるため、教職員の名称や役割、常駐している教職員にも違いがあります。

日本同様にアメリカの小学校でも一番身近な存在はHomeroom Teacher(ホームルームティーチャー)と呼ばれる担任の教師になります。低学年の場合はteacher’s assistant(ティーチャーズ アシスタント)または、teacher’s aide(ティーチャーズ エイド)という担任の補佐をする職員がいることも多くあります。

小学校では担任の教師は日本での学級担任と同じ役割をしますが、中学校以上になると日本での大学の様に生徒が科目ごとに教室を移動するため、担任の役割は朝出欠をとったり、連絡事項を伝えるなどのみになります。

また、担任の他に英語を母国語としない児童に対して通常の授業についていけるようサポートする教職員や、英語の指導を行うESL(English as second language)の先生がいます。

日本の小学校とアメリカの小学校で大きく違う点としては、日本ではあまり馴染みのないガイダンス・カウンセラーやスクール・サイコロジスト、ソーシャル・ワーカーなどの専門職が常駐している学校(もしくは学校区に常駐)が多くあります。

これらのスタッフはそれぞれ専門が以下の様に異なります。

  • ガイダンス・カウンセラースクール・サイコロジストは、個人もしくはグループ のカウンセリング等。スクール・サイコロジストはその他にも学習や情緒上の適応 が難しい児童に対して専門的な診断査定なども行います。
  • ガイダンス・カウンセラーは中学校以上になると、進路や学習上の相談に対応
  • ソーシャル・ワーカーは様々な事情に絡んで、福祉的な援助を必要とする児童へカウ ンセリングを含めた様々なサポート等)子ども達が楽しく学校に通えるように学習  面・社会面・情緒面において専門的にサポートをしてくれます。

その子供に、これらのサポートが必要だと認められた場合はそういった専門的なサービスは全て無料で受ける事が出来ます。

それ以外にも、日本でお馴染みの保健室の先生となるスクールナースが常駐していますが、日本とは違い、親からの指示がない限り薬を飲ませるなどの医療行為はほとんどしません。

他には、セクレタリーと呼ばれる学校事務を行うスタッフや、学校内の清掃を行う用務員(日本の小学校と違いアメリカの学校では自分達で掃除をしないため)など様々なスタッフがいます。

日本では通常子どもの友達関係や学習、行動などについての相談は担任の先生にしていたと思いますが、こちらでは子どもの諸問題について専門知識のあるガイダンス・カウンセラーやスクール・サイコロジストなどに気軽に保護者が相談をすることができます。

また、日本では校長先生に直接相談をするということは敷居が高く思われがちですが、事情によっては校長先生に相談した方が迅速に対応してくれる場合もあるため、比較的気軽に予約をすれば相談にのってくれます。

とこの様に、学校の様々な教職員や専門家を上手に活用して子どもたちが楽しく学校に通えるよう、多方面からサポートしてくれるシステムが整っていることはアメリカで学校に通わせる親としても安心できることでしょう。

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