ニューヨーク生活 まさかの事件〜まさか 家に泥棒が入った!?

ニューヨーク事件簿

比較的安心して住めるニューヨークですが、最低限の注意が必要なのは日本だろうがアメリカだろうが世界中どこでも同じです。今回は都会暮らしに慣れ治安の良さに甘えて油断している方必見。今回は編集部員の体験談を交えて役に立つ対処をお教えします!

全く想像していなかった、空き巣侵入盗事件が自分の身に起きてしまったら、アナタならどう対処しますか? その日は仕事で、夜も友達と約束していて丸一日家を留守にしていたA子さん…。

私は確かに泥棒が狙いやすい低層階マンションの3階に住んでいました。家に帰ったら、玄関、裏ドア、窓が開けっ放しで、家の中はありえないぐらい散らかっていました。リビングのテーブルに置いてあったパソコンがない事に気がつき、これはまさかの空き巣ではないかとすぐ911に電話をして警察を呼びました。警察を待ってる間に家にある貴重品を確認していたら、現金、ノートパソコン、ブランドバック、服、香水、アクセサリー、腕時計など相当な額の物が盗まれており、被害総額は5,000ドルを超えました。

起きてしまった事は仕方がありません。ショックだけど冷静に落ち着いて、ここからが大事なステップ。警察が来てからの手続きが非常に重要です。

ちなみに室内にまだ犯人がいたら危険なので、本当は安全な外から警察に電話すべきです。それに私は何が盗まれたか気になり色々触ってしまいましたが、犯人の痕跡が消える可能性があるので、あちこち触ったり室内を歩き回ったりしない方がいいのだそうです。

警察が2人来て、発見時の狀況や被害状況を説明し、供述記録書などの手続きをしました。 説明はとにかく詳しく、発見時の時間、居合わせた人、もちろん第1発見者など。
被害にあった物、ひとつも漏らさず全て記録してもらう事、そして詳しく。例えば腕時計のブランド名、型番、モデル名、金額等、ノートパソコンの型番やモデル名、シリアル番号(Mac Book1台にひとつしかない個人番号で、これが後に奇跡のような展開を起こしてくれた重要な番号です)等。警察の現場検証、指紋採取や防犯カメラの確認が終わったら、その地区の警察署に引継がれます。

その後は捜査状況、もしくは新たな発見(盗まれたもの)などを担当者と直接連絡し、新しい情報などのやりとりします。 アメリカでは何事も時間がかかって忍耐強く待つ事が必要です。案の定その後2ヶ月以上何の音沙汰もありませんでした。

何の情報もなくこの事件はこれで終わり? と諦めかけていたら、2ヶ月と2週間たった頃連絡があったのです。誰かが私のパソコンを使った(前述したシリアル番号で発見!)ので押収したとのこと。 警察署に取りに来てくださいという連絡です。とにかくパソコンが戻ってきました。

担当者から電話があり、近所の警察署へ取りに行きました。どうやらある人が駅で私のノートパソコンを安い値段で買い、そこへ実際に捜査している人がパソコンのシリアル番号で検索をかけていたらWifiが繋がった瞬間に、パソコンの位置情報を確認することができ追跡することに成功したのです。

治安がいいと言われているニューヨークですが油断は禁物です! 普段から防犯対策をしておきましょう。いつ何が起きるかわかりません。 私は事件後すぐに窓サッシ用ストッパーを取り付け、携帯で見れるカメラを設置。

カーテンは常に下ろしておいて、留守時でも1箇所は電気をつけておくようにしています。 私は絶対そんな目に合わないなんて思わないで、備えあれば憂いなしです。 皆さんも油断しないで、トラブルに巻き込まれないようニューヨーク暮しを楽しんでいきましょう。

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