サマースクールとは海外の大学や語学学校などの教育機関で毎年6~8月に開催される短期留学プログラムです。 外国人や留学候補生に向けに実施している学校も多く夏の間に集中して語学力を身につけたり、大学留学の準備のために利用されます。 ちなみに3か月以内の滞在ではビザを発行する必要はありませんで、参加はほとんどの場合ビザの発行が不要になります。しかし3か月より長期の滞在で留学をする場合は必ず学生ビザを取得しましょう。
1.アメリカサマースクールの種類
ー語学学校が開催するサマースクール(英語力に合わせて受講可能)。
ー大学が夏の間に開催するサマースプログラム(比較的年が近い生徒が参加できる)。
ー教育支援団体が開催するサマーキャンプ。
2.サマースクールへ申し込みをする方法
ーサマースクールを開講している教育機関のWebページから直接申し込みをする
自分で直接申し込みをする場合のメリットは費用があまりかからないということ。デメリットはすこし英語力が必要になってくるという面です。直接申し込む場合は、各教育機関のホームページからサマースクールの募集要項を読んで手続きを行います。
ー留学エージェントを通じて申し込みをする
留学エージェントを利用する場合は各エージェントにコンタクトを取ってみましょう。 留学相談を無料で行っているエージェントがほとんどなので相談しながらサマースクールの学校を選ぶのもいいかもしれません。
3.高校のサマースクール留学
ー大学準備プログラム(Pre-College Programs)
アメリカ大学進学予定の高校生が現地の大学の授業を受けるプログラムです。 アメリカの大学へ留学を考えている高校生にオススメ! エージェントを通さず、自分で申し込みをする場合は、大体この「大学準備プログラム(Pre-College Program)」に参加することになります。
アメリカ現地の高校生は進学先として検討している大学のプログラムに参加するケースも多いようです。 アメリカの教育系メディア『カレッジ・チョイス(College Choice)』が書いた『カレッジ50校のベストサマースクール(50 Best College for Summer School)』によると、それらの大学のサマースクールが全米で人気があるようです。
ー英語キャンプ(English Camp)
アメリカの私立高校やボーディングスクールで外国人の高校生が集まって短期語学研修をするプログラムで、 留学エージェントを通じてサマースクールに申し込みをする場合はこちらの英語キャンプである場合が多いでしょう。世界中からの高校生が集まるので、インターナショナルな環境で英語を磨くことができます。 夏休みを使って短期留学をしてみたいという高校生にもオススメです。
4.ハーバード大学への留学もできる!
なんとあの世界のハーバード大学では高校生向けのサマースクールを開催しているそう! プログラムは主に2つに分かれます。
ーハーバード・プリカレッジ・プログラム(Harvard Pre-College Program)
10~18人のクラスで1日3時間の授業を2週間ほど行うプログラム。
ーセカンドリー・スクール・プログラム(Secondary School Program)
7週間で大学向けのアカデミックな授業を受けることができるプログラム。 卒業予定のある高校生ならここで取得した授業の単位は進学先の大学(ハーバードが認めた大学に限る)の単位として交換することができるようです。
5.住居や費用について
大学や語学学校の高校生を対象にしたサマーキャンプやプログラムでは寮やホームステイを紹介してくれる場合がほとんどです。費用も学校によってそれぞれ異なるので、直接申し込みをする学校や留学エージェントに問い合わせてみましょう。 物価の高いニューヨークでサマースクールにかかる費用は(あくまでも平均的な見積もり)語学留学の場合で、2週間で$2,000、4週間で$3.600ほどになるそうです。大学やその他の教育機関のサマースクールの費用はそれぞれ異なるので、事前に資料を請求し、しっかりリサーチした上で自分にあったプログラムを見つけましょう。