ニューヨークで夢の大学留学を始めよう!

  • 公開日: 2019-08-24
  • 最終更新日: 2019-08-25
  • 留学

1.アメリカの大学に入学するにあたって知っておくべきコト

アメリカの大学入学のシステムは日本の入学選抜試験のようなシステムとは全く異なります。 入試試験ではなく、すべて書類審査で選考されるようになっているのです。 それぞれの大学で書類提出の締め切り日は違い、早い学校では入学希望の年の前の年の11月に締め切りがある学校が存在します。 こちらの大学の授業が始まるのは9月のFall Semester(秋学期)です。

ほとんどの大学は前年の11月から翌年(入学年)の3月頃に締め切る場合が多いようです。
12月から1月中にはすべての書類を提出できるよう準備しましょう。 ただし、2年制大学は締め切りを定めず、定員に余裕があれば書類を受け付けてくれる学校もあるそう。

その一方で締め切り日より前に定員がいっぱいになった時点で審査を始める大学(rolling admission)もあり、 たとえ入学資格を備えた学生でも、出願が遅かったために入学できない!? ということもありうるのです。 やはりなるべく早く出願することが重要です。

大学によっては書類審査に加え、面接、電話インタビュー、オーディション/作品 (音楽・芸術系)などが要求されることもあります。 入学難易度は大学によって差がある分、個々の成績や英語力に応じて幅広い選択肢があるのが特徴です。

2.アメリカの大学の種類

アメリカの大学には2年制と4年制に分かれています。 ー公立2年生大学 Community College ー私立2年生大学 Junior College ー4年制大学 four-year college 2年制の大学は日本でいう専門学校のようなもので修士課程も大学卒業資格(College Degree) ではなく専門学校卒業資格となります。 ただ、日本と大きく違う点はこのアメリカのすべての2年制の大学は4年制の大学に編入して単位を続けて習得することが可能なシステムになっています。

例えば、2年生大学は4年制大学より学費が安いので、最初の2年間は2年制大学で必要な単位をとって、その後の2年間で4年制Collegeに編入してCollege Degree を習得するという学生がアメリカにはたくさんいます。

3.4年制大学について

アメリカの大学は、一般的に”ユニバーシティ”と称され、幅広い専攻分野の学科を学ぶことができる「総合大学」と、幅広い教養課程を4年間かけて学ぶ「教養大学(リベラルアーツ・カレッジ)」、そして、日本で例えるなら美大や音大といったような専門的な学習に特化した「専門単科大学」の3タイプに分類されます。

日本と大きく違うのは、入学後にさまざまな分野を幅広く勉強した後、一部の専攻科目を除いては、出願時に決定した専攻科目から、専門課程の勉強に本格的に取り組む3年次までに、別の専攻科目に変更できることです。 2つの専攻科目を同時に学ぶ「ダブルメジャー制」などがあることも、世界中から多くの留学生を受け入れているアメリカの大学システムの特徴です。

4.アメリカ大学の学期制度/単位制度

アメリカの大学は一般に9月から翌年5月までの9カ月間 を1学年(academic year)としています。 その1学年間(9カ月間)を2期に分けるのがセメスター(semester)制で、1年間(12カ月間)を4期に分けるのがクオーター(quarter)制です。 1セメスターは17~18週間 1クオーターは11~13 週間 そのほかにも、大学独自の学期制度を設けている場合があります。

6~8月は、夏休みか夏学期(summer session / school)です。 成績は日本の大学のように通年制によって学年の終わりにつくシステムとは違い、単位(クレジット)制です。 各セメスターが終了するごとにコースが修了し、成績がついて単位を取得します。 1 単位(クレジット)とは、セメスター(semester)制の場合、各授業科目は、計37.5時間の学習(週1時限50分の授業と、 週2時限100分以上の授業時間外の学習)で構成されています。

学年はfreshman(1年生)、sophomore(2年生)、junior(3年生)、senior(4年生)のように分けられています。 日本のように在学年数によって決まるわけではなく、取得した単位数によって学年が決まります。4年間より短い期間で必要なクレジットを習得できる優秀な学生は大学卒業資格を4年以下で習得でき、個人の希望に応じた柔軟な計画を立てることが可能です。

取得した単位を持って別の大学に編入(transfer)することもできますし、途中で専攻分野を変更すること、夏学期(summer session)も単位を取得することで4年在籍せずとも卒業することなども可能です。

5.日本とは違うアメリカの教育理念

アメリカの教育理念では「自らが学ぶ」ことを重視しています。 アメリカの大学は、日本の教育に見られるような、教授がずっと講義をしているのを学生がずっと聞くという受講内容ではありません。 学生が主体的に学ぶ場と考えられています。 学生もクラス討論や学生生活に積極的に参加する姿勢が求められます。

6.条件付き入学 (Conditional Admission)

大学の中には、英語能力以外の条件が入学基準に達していて、英語力のみが不足している(大学の求めるTOEFLの最低点に満たない)留学生に、英語研修の受講を義務付けることを条件に入学を許可するところがあります。

その場合は、 大学に付属している ESL/IEPと呼ばれるプログラムや、他大学の英語研修プログラムで一定期間、留学生のための英語のクラスを受講させます。 その結果、各大学の定める TOEFLの最低点や英語研修プログラムの一定レベルをクリアできれば、正式に大学への入学が許可され、大学の正規の授業を受けることができます。 大学によっては、英語研修と大学の正規の授業を並行して履修できる場合もあります。

このような制度を持つ大学は 1,200校以上あります。 日本の大学へ入学するのに比べて色々なことが違うアメリカ大学留学。 ですが、この大学留学という経験はきっとあなたの人生を大きく変える何かになるはずです。 実際アメリカ大学留学を経験したほとんどの人がそう言います。 限られた人生の数年間、思いっきり貴重な経験をしてみてください。

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