ここニューヨークには世界中から多くの学生が学びにやってきます。そのジャンルはクリエイティブなものや華やかなエンターテインメント業界、世界に誇る技術的な分野など様々です。 そんなニーズと活躍する舞台があるニューヨークにはアートやファッション、映画製作、音楽、ダンス、などそれぞれの分野のエキスパートを育成する学校がたくさんあります。
1.ニューヨークを代表する芸術系の大学
世界でもトップクラスのアーティストたちを育成するための大学あります。 NYUはニューヨークで1番学費が高くて有名ですが、アートの学部はとてもよく知られており、学べる環境も最先端だと言われています。
ー映画製作、アート
・ニューヨーク・フィルム・アカデミー(New York Film Academy)
・ニューヨーク大学(NYU)
ーアート、ファッション、ビューティー
・エフ・アイ・ティー FIT (Fashion Institute of Technology)
・パーソンズ The New School of Parsons
ー音楽
・ニュー・スクール・ユニバーシティ(New School University)
・ジュリアード音楽院(The Juilliard School)
2.ニューヨークはダンス留学のメッカ
世界中からプロのダンサーを目指すべく世界中から多くの人たちがニューヨークに学びにやってきます。中でも特に有名な学校が「ブロードウェイ・ダンス・センター(Broadway Dance Center)」と「ペリダンス・センター(Peridance Capezio Center)」でしょう。
<ブロードウェイ・ダンス・センター(Broadway Dance Center)>
シアターダンス・クラッシックバレエ・ジャズダンス・モダン・ヒップホップ・タップダンス・ピラテス等、幅広いジャンルに対応しており、初心者から上級者まで全てのレベルのレッスンが可能です。
ここでは短期留学、長期留学が選べるそうで、12週間以内のビザ不要短期ダンス留学プログラムでは、好きなオープンクラスのレッスンを10レッスン単位で好きなだけ受講することができます。 3ヵ月以上の長期ダンス留学プログラムは、International Student Visa Program (ISVP)と呼ばれ、M1専門留学ビザを取得しての参加になります。
また、この学校には日本人の留学生アドバイザーが常駐していたり、留学期間中に英語に不安がある場合はインストラクターとの打ち合わせの際に依頼できる日本語通訳サービスも充実しているんだとか。 安心して留学生活を送ることができますね!
ISVP 受講生には、セメスターの最後に実際にステージで踊る機会も与えられ、プログラム修了時には修了証明書(Certificate)が授与されます。
<ペリダンス・センター(Peridance Capezio Center)>
そしてコンテンポラリーダンスを学ぶ学生達が通うのがこちらの学校で、日本人の先生もいるので、英語が不安な方でも安心してダンス留学ができます。 1週間の短期集中型のダンス留学から2年間の本格的なダンス留学まで、個人のダンス留学の希望に応えるプログラムを実施しています。
現在学生ビザで語学学校に通われている方も転校することが可能です。 この学校ではF-1(学生ビザ)で通学ができ、OPT(プラクティカルトレーニング)が取得できるコースもあるそうなので、卒業してから実際にダンスの世界で仕事を体験することができるのも魅力ですね!
3.専門留学で発行されるF-1ビザとM-1ビザの違い
一般的に留学生に発行されるビザはF-1ビザですが、対象になるのは、大学、コミュニティーカレッジ、語学学校に入学する留学生です。 F-1ビザの滞在期間は留学先の学校に通っている期間と定められています。
先ほどにも出てきたブロードウェイ・ダンス・センターが発行しているM-1ビザは専門学校ビザです。 語学学校以外の専門学校等に留学する学生が対象です。 M-1ビザの可能滞在期間は1年間と定められています。 このM-1ビザもF-1ビザと同様、留学先の学校から入学許可書(I-20)の発行が必要で、その後大使館へ面接に行く必要があります。
申請方法はF-1ビザと同じプロセスです。 F-1からM-1への切り替えはできても、M-1からF-1への切り替えはできない、M-1は学校を卒業したあと1ヶ月しか米国内に滞在できるがF-1の場合は2ヶ月できるなど、滞在条件が少し異なります。
今回ここで紹介した以外のダンススクールやアートスクールは数多く存在しますが。 アートスクールの場合は留学生のためのビザを発行していない学校もあるのでたくさん行きたい学校の情報を集める事が大切です。