ニューヨークで交通違反をしてしまった時の対処法!

アメリカでは交通違反の細かいルールや罰金、ペナルティの規定は州で全て異なります。今回はニューヨークで交通違反のチケットを切られてしまった場合の対処法をお教えしましょう。

交通違反のチケットを目の前で切られてしまった場合、チケットを切る警官がその場で有罪(Guilty) か無罪 (Not Guilty)かの判断を下します。その場では警官の指示通りに従い、チケットを受け取りますが、後に自分の無罪を裁判所に訴える権利が認められています。

そうすることにより、罰金の減額や交通違反によって加算されるポイントを軽減することができたりします。もちろん交通違反をしたら法律のルールに従って罰金を支払い、場合によっては運転免許の停止を罰せられますが、自分なりの言い分や正当な状況がある場合、裁判所できちんと証明し、認めてもらえれば罰金やペナルティを軽減してもらうことが可能になります。

 

スピード違反の場合


ニューヨークでは規定の速度より30 mph以上のスピードを出して運転してしまったら、最低$360から最高$600までの罰金が課せられてしまいます。それぞれの交通違反はポイントで加算されるシステムになっていて、合計で11ポイントになったら免許取消となります。

スピード違反での無罪の訴える手順

方法1) 裁判所に自分自身が出向いて無実の嘆願をする
チケットを切られてから本人がTVB (Traffic Violations Bureau)に直接行き無罪の嘆願をすることができ、近くのTVBはコチラのWebサイトから探すことができます。


方法2) オンラインで無罪の嘆願をする
・「違反のチケット (TVB ticket)」と「運転免許証 (DMV ID)」を手元に用意しましょう。 チケットに対しての質問に答える期間は15日間と決まっており、それを過ぎてしまうと運転免許停止処分を受け、スピード違反よりも状況が複雑になってしまうので注意しましょう。

・口頭尋問にあたる「TVB (Traffic Violations Bureau) hearing」の日程を決めましょう。オンライでTVB hearingのスケジュールを決める権利が認められているので、必ず行くことが可能な日程を設定しましょう。その後、郵送で通知が送られてくるので登録する住所に間違いがないかしっかり確認しましょう。


方法3) 郵送で「無罪嘆願書 (Not Guilty plea)」を送る
チケットにある「無罪嘆願書 (Not Guilty plea)」に記入して郵送で裁判所に送ります。

ニューヨークの場合の宛名はコチラ
TRAFFIC VIOLATIONS PLEA UNIT,
PO Box 2950-ESP,
Albany, NY 12220-0959

この時に必ずしておくことはチケットのコピーを用意すること。そしてここまでの作業をチケットを発行されてから必ず15日以内にしておきましょう。できるだけすぐに取り掛かることをオススメします。

TVB hearing のスケジュールを変更するには

TVB hearingの日程を守ることはマストですがどうしても都合が悪くなってしまった場合、スケジュールの変更を1回することが可能になります。

方法1)
直接TVBオフィスへ行き日程を変更してもらうか、最初に決まっていたTVB hearingの日の最低でも24時間前までに電話して変更してもらいましょう。

方法2)
郵送で日程の変更を申し込む場合は、TVBオフィスにあなたが手紙で最初に決めた日程より、最低でも10日前に届いていなければいけません。ニューヨーク市内で発行されたチケットの場合はリクエストの手紙を州都であるAlbanyのオフィスに届くように考慮してください。ニューヨーク以外のエリアでチケットを発行された場合はチケットに書いてあるオフィスの住所に延期のリクエストの手紙が届くようにします。

状況が深刻な場合)
交通違反のポイントがたくさん溜まっていたり、運転免許停止処分を受けてしまうかもしれないといった深刻な場合は弁護士を立てることをオススメします。また、TVB hearingに弁護士を雇い、代理人として立てることも可能で、コチラのWebサイトから代理人を探すこともできます。

スピード違反の場合代理人の弁護士を雇うのは高額になりますが、弁護士に自分の状況を詳しく説明してアドバイスをもらうこともできます。可能な限り自分に有利になる正確な証拠を提出しましょう

いよいよTVB hearingがスタート

ここで以下のことに気をつけましょう。

ー裁判所に出廷する日はふさわしい服装で行くことが義務付けられています。 
ーできるだけシンプルで判りやすい冒頭陳述を用意する。
ー証言したいことははっきり証言する。

「行政法審判官 (Administrative Law Judge /略ALJ)」の判決を受ける

証言や証拠が認められた場合は無罪となりますが、それとは逆に有罪判決が下された場合は、違反点数が加算されたり、運転免許停止処分などが下されます。

判決に納得いかない場合は訴えることも可能

ここで重要なのは判決を下した裁判官に間違えが見当たる場合のみ、下された判決に対して訴えを起こすことができる権利が保障されているということです。その場合は判決後30日以内に「Traffic Violations Bureau Appeal form (AA-33)」を提出しなければいけません。直接TVBオフィスに出向いてこの書類を受け取ることもできますし、コチラのWebサイトからダウンロードすることもできます。

以下の宛名と住所に書類を送ります。
DMV Appeals Board,
PO Box 2935,
Albany, NY 12220-0935

オンラインでもこのフォームを送ることができ、その場合は「Appeal Access Number」を取得する必要があります。その番号から自分のステータスを確認することができます。

 

パーキングチケットの場合


駐車違反のチケットを切られてしまった場合、コチラのWebサイトから罰金を支払うことができます。 罰金を払わずそのままにしてしまうと、ペナルティとして罰金の金額がどんどん増え続けていくのでなるべく早く罰金は支払いましょう。

また、標識が分かりにくいところや、時間帯や場所が正しい場合にも関わらず駐車違反のチケットを切られるという、日本では考えられないケースがアメリカ にはあります。例えば「チケットを買っていたのに、レシートを見えるように置いていなかった。」や「レシートを置いていたのに、警察の方が見落としてた。」など。ひどい例では、駐車をする前にたまたま近くにいた警察に「ここに止めて大丈夫ですか?」と聞いて、OKと言われて駐車したにも関わらず止めたらチケットを切られてしまったという話もあります。

そうなんです、日本と違いアメリカ では間違ってチケットを切られてしまうケースも多いため、申請すれば無効になることも少なくありません。「自分は間違っていなかったのに…」と思う場合は、諦めずに無罪をリクエストしましょう。その場合はチケットが発行された30日以内にTVB hearingへ申請しましょう。
コチラのWebサイトや携帯アプリからも可能です。

チケットを切られないことが一番ですが、どうしてもそういった状況に陥ってしまった場合、ぜひ参考にしてみてください。

 

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