シルク・ドゥ・ソレイユの創立者、ガイ・ラリベルテが、カナダのモントリオールに新しいエンターテイメント場を設立した。
カナダ最大の観覧車ララ・グラン・ルー・ドゥ・モントリオールの北側に位置する、高さ81フィートのピラミッドは、PY1と呼ばれる。
ピラミッドは15,000平方フィートにも及び、3000万ドルの費用をかけ、32台のレーザープロジェクター、444台のLED照明器具、126台のスピーカーを設置している。
日中は、没入型の光と音のショー「Through the Echoes」を開催。 DJが朝の早い時間から「Candy World」、「Astral Plane」、「Sci-Matic」などのテーマセットを披露し、夜になるにつれて盛り上がりを見せる。
ラリベルテは、2015年にシルク・ドゥ・ソレイユの大部分を売却し15億ドルを費やして新たな取り組みを始めた。 その一部は、不動産、ファミリーオフィス、一部のスタートアップ投資、アート購入にも使用されていた。
そして、2年前彼はこの新しいピラミッドの親会社であるLune Rouge Entertainmentを立ち上げ、ピラミッドの構築とライブエンターテイメントの開発に約1億ドルを投じたようだ。
今モントリオールで開催されているショーは始まりに過ぎない。このピラミッドは6月に開始され、9月に終了する予定だ。今年の秋にはマイアミへ、その後ニューヨークに移される可能性があるそうだ。ラリベルテは「すべての都市」で開催することを目標にしている。