アメリカで結婚 – 日本式 orアメリカ式 (パート1)

ニューヨークで運命の人と出会い「ニューヨークで結婚!」という方は意外と少なくありません。日本では市町村に婚姻届けを提出しますが、アメリカで結婚する場合はどうでしょうか。

まずどこの国で結婚するか?
日本人がアメリカで結婚する場合、日本式で結婚するか、アメリカ式で結婚するか、といった選択肢があり、それによって手続きが異なります。また、手続きをきちんと完了しないと、婚姻ステータスが「日本では既婚」、「アメリカでは未婚」といったように国によって婚姻ステータスが異なってしまうので、よく手続きを確認するようにしましょう。

日本で結婚する場合

日本での結婚手続きは婚姻届けを市町村に提出しますが、2人とも海外にいる場合は大使館もしくは領事館が市町村に近い役割をしてくれるので、ここで手続きが可能になります。相手が日本人の場合と外国人の場合で手続き方法が異なるのでご注意ください。

日本人同士の結婚の場合

婚姻手続きには、婚姻届と戸籍謄本の準備が必要です。婚姻届は大使館/領事館で入手することができ、戸籍謄本は日本の市町村から取り寄せましょう。婚姻届が完成したら、パスポートと米国での滞在資格が確認できる書類 (米国ビザやグリーンカード等)、婚姻届(3通)、戸籍謄本(各2通)をもって大使館/領事館に出向き、提出すれば手続きは完了です。
大使館や領事館へ出向くことができない場合は、記入済みの婚姻届と戸籍謄本を日本の代理人に託し、代理人が市町村に提出する方法でも手続きが可能です。

ニューヨーク総領事館情報はコチラ
婚姻届けの詳しい記入方法はコチラ

日本人と外国人の結婚

外国人と日本で結婚する場合は日本の住んでいる市町村に直接申請する必要があります。手続きは市町村によって異なるので、直接お問い合わせください。

そしてアメリカに住んでいて日本の婚姻届けを提出する場合は、まず先にアメリカで結婚する必要があります。パート2で紹介しているアメリカでの結婚手続き後に日本の大使館/領事館に婚姻届けを提出したら日本でも正式に結婚が認められたことになります。

アメリカで夫婦となる場合には、パート2で紹介する手続きを行う必要がありますが、夫婦の証明は大使館/領事館で婚姻証明を入手することができます。米国のサービス機関(ソーシャルセキュリティーや保険、銀行、不動産関係など)から婚姻証明の提出を求められた場合は、大使館/領事館が発行する婚姻証明を利用することができるので、必ずしもアメリカで婚姻手続きを行う必要があるわけではないのでご安心ください。

<大使館/領事館での婚姻証明書は下記内容を持参すれば入手可能>
・申請書 (館内で入手)
・発行日より3カ月以内の戸籍謄(抄)本(婚姻の事実が記載されているもの)
・申請者名義の有効な日本のパスポート
・当地滞在資格を証明する書類(グリーンカード、VISAなど)
・配偶者の有効なパスポート(鮮明なコピーでも代用可)
・外国名が含まれる場合、綴りを確認できる公文書
(例:配偶者が外国人の場合、配偶者の出生証明書、パスポートなど)

証明書は申請日当日に受取ることが可能ですが、有料のサービスで$11かかります。
領事館ではクレジットカードの利用ができず、おつりがでないのでちょうどの金額を準備しましょう。

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