今や私たちの食卓に欠かせないオーガニックフード。毎日口にするものは無農薬で遺伝子組み換えがなく、身体にも地球にも優しいにこしたことはありません。そして何より新鮮で美味しい! 身体に安心! アメリカと比べ日本ではオーガニック食品は手に入りにくく値段も比較的高めなため、一般の家庭が毎日の食事で摂るということは、アメリカのように身近ではないようです。
しかしニューヨークではオーガニックは野菜や果物の農作物だけでなく、様々な加工食品やプロダクトとして普段の生活に浸透しています。今回はそんなオーガニックフード、プロダクトが手に入る、ニューヨーカーに人気のスーパーを紹介。
ホールフーズ・マーケット (Whole Foods Market)
アメリカを代表する大手のオーガニックスーパーマーケットとして有名なホールフーズ・マーケット。
品揃えの数も他のスーパーと比べ圧倒的に多く、ホールフーズのオリジナルブランドのお菓子やスパイス、加工食品、日用品のプロダクトなども人気があります。また、地元密着型でもありローカルで採れたオーガニックの野菜や果物、ベーカリーやチーズ、地ビールなども買うことができます。「買い物は全てホールフーズで!」というニューヨーカーが多いのも納得です。
店内にはテイクアウトできるお惣菜のビュッフェコーナーがあり、食品アレルギーがあっても各メニュー全てに細かいイングレディエントの表示がしてあるので安心。イートインもできます。子供用のチェアもあるので買い物ついでにランチやスナックをという親子連れをよくみかけます。
全てナチュラルで見た目もおしゃれなボディケアグッズの品揃えは美容関心度高めの人から、キッズまで安心して使えて大人気! また、オリジナルブランドの紙おむつや、おしりふきが予想以上にお手頃価格でケミカルフリーなのでオススメ。
トレーダージョーズ(Trader Joe’s)
マンハッタン内だけで7店舗もあるトレーダージョーズ。豊富な品揃えとクオリティの高いオリジナル商品のラインナップ、そして何と言っても手頃な価格設定が魅力で、日本からの旅行者がお土産探しに訪れるのも有名ですが、在住者にとってもかなり有難い存在。
オリジナルブランドの冷凍食品の種類が豊富で中でもベリー系は朝食用のスムージーやヨーグルトに入れたりできるので人気です。
毎朝飲むコーヒーだってオーガニックでお手頃価格がいいですよね! トレーダージョーズのコーヒーは人気のコーヒーショップ顔負け並に香りも味もよくヒット商品のひとつ。
パスタだってちゃんとオーガニック! グルテンフリーを選ばなくてもオーガニックのパスタだったら安心して食べられますね!
ナチュラル・グリーン・マーケット (Natural Green Market)
マンハッタンのグラマシーというエリアにあるローカル向けのスーパーマーケット。ビビッドなカラーが目立ち、一見小さなデリのようにも思いますが、サプリメントやボディケアグッズの品揃えが大型店も顔負け!
ナチュラル系のプロダクトは普段使いはもちろん、年齢問わずお土産にも喜ばれるのでいいですね!
ナチュラル・フロンティア・マーケット (Natural Frontier Market)
このお店はブルックリンに1店舗、ロングアイランドシティとアストリアにそれぞれ1店舗あり、定期的に発行されているチラシにお買い得品やそれぞれの季節に流行るアレルギーや風邪などにオススメなサプリメントやオイルの紹介がされていたりしてアットホームなスーパーマーケットです。また、サプリメントの他にCBDプロダクト(最近合法化した大麻から抽出されるオイルで、麻薬作用はありません。)のセレクションも豊富です。
オーガニックのフルーツジュースも子供から大人まで人気。
中国茶やハーブティーのセレクションも豊富!
もちろんクリーニングプロダクトは環境に優しいものが揃っています。 ペットフードやケア用品もオーガニックやエコのもの。
ニューヨークは大型スーパーよりも地元密着型の小さなローカルスーパーの知名度や評判がとても良く、大都会にも関わらず、ローカルビジネスを消費者ひとりひとりがしっかり支えてあげようというコミュニティの意識の高さをも感じさせられます。人に優しく、環境に優しいニューヨークのオーガニックスーパーをもっと身近に体感してみてはいかがでしょうか。