一度は訪れたい! ニューヨークの老舗デパート

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ニューヨークの老舗デパートは映画やテレビドラマの主人公がショッピングを楽しむシーンで登場したり、実際にセレブリティたちがデパートの入り口でパパラッチされたり、世界中から観光客集まったりとニューヨークの観光スポットとして欠かせません。

シーズンごとに華やかに、そしてアーティスティックに飾られるショーウィンドウは多くの人を惹きつけ、まるでエンターテインメントさながらの迫力!
さて今回は、そんな多くの人を魅了するニューヨークの老舗デパート5店をご紹介!


バーニーズニューヨーク(Barneys New York)

バーニーズ・ニューヨークは、1923年マンハッタンの7番街17丁目にバーニー・プレスマン氏 (Barney Pressman)によって創業。1960年代後半からワンランク上のスタイルを提案するスペシャリティストアへ転換し、ラグジュアリーブランドの取り扱いをスタート。当時からニューヨークのファッションカルチャーを発信する場所と言われ注目を浴びていました。現在はマディソンアベニュー沿いのイースト60ストリートと61ストリートの間にあり、イメージとしては百貨店というよりも、ブランドのブティックといった方が近いかもしれません。

今年2019年8月6日にこのバーニーズニューヨークが破産申請をしたことがニューヨークでも大きなニュースになりました。実は同社は1996年にも1度破産申請をしており、今回で2度目。今後は全米22店舗のうち15店舗を閉鎖する見通しですが、何とマディソンアベニューの本店は全米のバーニーズの収益の3分の1を占めているそうで、マンハッタンのバーニーズは営業を継続して経営再建を図っていくそうです。

日本では伊勢丹(現 三越伊勢丹ホールディングス)がマスターライセンスを得て1989年にバーニーズ ジャパンを設立し、1990年11月に日本1号店を新宿にオープン。その後、2015年にセブン&アイホールディングスの傘下になり、アメリカと日本は運営も資本も異なるので関係ないそうです。

バーグドルフグッドマン (BERGDORF GOODMAN)

1894年にフランス移民のハーマンバーグドルフ氏 (Herman Bergdorf)が創業したテーラーショップが始まり。そのあと1901年に見習いとして入ったエドウィン・グッドマン氏 (Edwin Goodman)が経営パートナーになり店名を「BERGDORF GOODMAN」に改名。そのあと既製服を初めて販売するなどして成功を収め、1928年に今のフィフス アベニューに移転しました。
本店はレディース専用でシャネル、ディオール、サンローランなど人気ブランドのほかシューズサロン、毛皮コレクション、アンティーク品など様々な商品が揃っています。本店の向かいにはメンズ館があり、特にこのメンズ館は他の追随を許さないハイブランドに特化した店舗です。

パーソナルスタイリストによるコーディネイト提案のサービスもあり、専属のスタイリストがショッピングをサポートしてくれます。25ヶ国語以上に対応した外国語に堪能なスタッフも常駐していたり、買い物したものを海外への配送をしてくれるサービスがあったりと、至れり尽くせり。

また、ブライダルのスペシャリストによる専門的なアドバイスを受けることも可能で、ウェディングパーティーをサポートするプレミアムプランがあったりもします。

このデパートは映画化されるほど、多くのデザイナーやセレブリティに愛されており、映画の中ではデザイナーのマークジェイコブス氏が「ここに自分の服が並ぶのを見たかった」と語っているほどです。

 

ブルーミングデールズ (Bloomingdale’s)



ジョセフ・ブルーミングデール氏(Joseph Bloomingdale)とライマン・ブルーミングデール氏 (Lyman Bloomingdake)兄弟が1861年からフープスカートの販売を始めたのがきっかけ。その後の1972年にイーストサイドバザール(East Side Bazaar)をオープンし、様々なヨーロッパファッションを展開し今現在の本店あでるブルーミングデールズを59thストリートに移転しました。ここではハイエンドな商品からお手頃な価格の商品まで揃っています。

また館内には人気のカフェ、「フォーティー・キャロット(Forty Carrots)」や有名なカップケーキ「マグノリア・ベーカリー (Magnolia Bakery)」などが併設しており買い物中の休憩にティータイムを楽しむこともできます。

メイシーズ (Macy’s)

ローランド・ハッシー・メイシー氏(Rowland Hussey Macy) が1851年に創業し、1902年に今のメイシーズ本店があるヘラルドスクエアに移転しました。売り場面積は世界第2位を誇り、歴史ある建物はアメリカ合衆国国定歴史建造物にも指定されています。

ルイ・ヴィトンやグッチ、バーバーリーといったブティックの取り扱いもありますが、リーズナブルな価格帯の商品が比較的多く、庶民的な雰囲気で親しまれています。また、スポーツ系プランドやカジュアル系ブランドも多く、家族連れでも気軽に買い物を楽しめるデパートです。

そして、11月のニューヨークに欠かせないサンクス・ギビングデー (Thank’s Giving Day)に行われる大規模なパレードもこのメイシーズが主催しています。このパレードを一目見ようと朝早くから多くのニューヨーカーが場所取りに集まります。

サックス・フィフス・アベニュー (Saks Fifth Avenue)

1800年代後半にアンドリュー・サックス氏 (Andrew Saks)が創業。1900年代初頭にヘラルドスクエアで小売店を開業し、1924年に現在の本店があるフィフス アベニュー沿いに移転しサックス・フィフス・アベニューとなりました。アメリカでは高級デパートチェーンとして知られ、年齢層問わずトレンドに敏感なファッショニスタたちを魅了し続けています。

 



今回紹介したニューヨークを代表する老舗デパートは普通の百貨店とは違ってその時代やシーズンごとにコンセプトがあり、訪れる度に胸がときめき、ワクワクするような気持ちにさせてくれます。是非ニューヨークを訪れた際は足を運んでみてはいかがでしょう。

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