ニューヨークのペット保険事情

日本でもアメリカでもペットの医療費が高額のため、適切な治療をしてあげられないことがありましたが、ペット保険に加入することで、もしも時に備えることができるようになりました。今となっては保険の種類も増えて、たくさんのペットオーナーが保険に加入しています。

人間の保険制度とは異なるペット保険制度


―どこの動物病院でも利用できる
ニューヨーク在住者の保険制度には“ネットワーク”があり、加入している保険会社のネットワークに登録されたドクターでないと医療費を負担してもらえないという制限がありますが、ペット保険の場合はネットワークがありません。そのため、どこの動物病院でも保険を利用することができ、ペットにあった獣医に診てもらうことが可能です。


―基本は払い戻し方式 (リインバースメント/Reimbursement)
我々の保険の場合、被保険者はコーペイ(CoPay)と言って一定金額の医療費を病院に支払い、残りの医療費は病院が保険会社へ請求しますが、ペット保険では全て払い戻し方式(Reimbursement)となり、コーペイがありません。 そのため、獣医に診てもらった際、ペットオーナーは病院で医療費を全額支払い、その後保険会社に負担額を申請し、申請額を保険会社から受け取る仕組みになっています。

プランについて

ペット保険はどういった治療をいくらまで補償してもらうかと、いくらから補償してもらうかという点がプランの選択肢となり、この内容によって基本料金が異なります。


―保険補償の対象となる病気、ケガの選択
保険会社によって対象疾患選択の可否はありますが、会社によっては事故時のみ補償や病気、健康診断、予防接種、食事療法のすべてを補償するプラン等いろいろあります。また、すでにかかっている疾患については補償されないケースが多いので、すでにペットが何らかの疾患にかかっていて、保険加入を検討している場合は条件をきちんと確認してから加入するようにしましょう。

―デダクダブル (Deductible): いくらから補償してもらうか
保険で医療費を負担してもらう場合、年間のペット医療費のある一定の金額までは飼い主が負担する必要があり、いくらまで負担するかをプランで設定するのが一般的です。たとえば、飼い主が年間$300まで負担するプランを選択した場合、年内で最初の$300までは飼い主が全額負担し、それ以上の金額は保険の補償対象になります。

―リーインバースメントレベル (Reimbursement Level): カバーされる金額の設定
リーインバースメントレベルとは保険適用時に費用をどれだけ保険でカバーするかの割合です。飼い主の負担額がデダクダブルを超えた時点で、その後の治療費は保険補償の対象になりますがそのうちの何%を保険でカバーするかをプラン選択時に設定します。この設定が高ければ高いほど基本料金は高くなりますが、保険会社によってはすでに選択できるレベルが決まっているケースもあります。


―年間の最大補償額 (Reimbursement Limit)
プランでは1年間で最大いくらまで補償してもらうかの上限を決めます。こちらも上限額が高くなればなるほど基本料金は高くなります。


基本料金(プレミアム/Premium)の相場

アメリカのペット保険の基本料金は居住エリア、種類、年齢、選択するサービスプランによって大きく異なりますが、犬の場合アメリカ全土の基本料金平均が$40/月に対して、ニューヨークの基本料金平均は$90/月と割高です。その理由として、ニューヨークのペット医療費の高額相場があげられますが、保険会社によってはサービスプランをカスタマイズすることができるので、プランの選択内容を調整することによって低価格に抑えることも可能です。

現在は複数のペット保険会社が存在するので、それぞれのサービス内容を比較し自身にあったものを選択するとよいでしょう。また、ペット保険のほとんどがオンラインで居住エリアと種類、年齢を入力することによって簡単に基本料金の見積もりを確認することができます。

見積もりのほとんどが保険会社側で一般的に選択されているプラン内容を設定されて見積もり金額を出していますが、各会社のWebサイト上でプランのシュミレーションが可能になっていることが多いので、事前に基本料金を確認することができます。 コチラのWebサイトはペット保険の見積もり比較を一斉に確認することができるのでオススメです。

 

4.人気のペット保険会社

2019年ニューヨークのペット保険会社トップ5 はTop10.comの調べによると下記の通りでした。
簡単にそれぞれの特徴も挙げられています。

1.Pets Best      
犬、猫の事故や病気の補償

2.ASPCA
事故・病気、両方の補償と事故のみ補償を準備

3.EMBRACE
健康診断や病気予防の補償もあり

4.Nationwide
犬猫だけでなく、エキゾチックペットも補償

5.Trupanion
病気、手術、薬草療法も補償

 



大事なペットのために保険の加入を検討しようとしても、「まだ必要ないだろう…」や「プランや仕組みなどが分かりにくいのでは…」と断念する方も多いのではないでしょうか。 しかし保険のキーポイントを理解すれば、どれが自身にあったサービスかを簡単に選ぶことができるでしょう。まずはシュミレーションから始めてみてはいかがでしょうか。

 

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