アメリカで新生活をスタートさせる際にもちろんインターネットとテレビの契約も欠かせませんね。 日本や他の州からニューヨークへ引っ越してきたばかりで「どのプロバイダが自分のエリアの管轄か」、「どんなプランを選んだらよいのか」と迷ってしまいますよね。
日本の場合は、地デジアンテナを用意するだけで基本的にテレビを見ることができます。しかし、アメリカでテレビを見るにはケーブルテレビ会社と契約する必要があります。そしてインターネットのプロバイダがこのケーブルテレビの契約も合わせてサービスを提供しているのです。つまりインターネットの契約の際にテレビのケーブル契約も合わせてできるので一石二鳥。
<プロバイダの選び方>
インターネットのプロバイダはニューヨーク州だけでも数十社あり、アメリカ全土では数百社がサービスを提供しています。中でもニューヨークでは 「Spectrum」「Verizon」「optimum」「Xfinity」「RCN」などが有名ですが、自分の住んでいる建物で一定の決まったプロバイダとしか契約していない場合や、自分が住んでいるエリアがある一定のプロバイダの管轄外であったりと、必ずしも全てのプロバイダと契約できるわけではありません。
では、どのようにしてプロバイダを見つけるか…。
1. まず最初にビルの大家さんや管理会社に指定のプロバイダがあるか確認をしましょう。
2. 指定の会社がある場合は、自分の希望(インターネットの速度やテレビのチャンネル数など) に合うプランを見つけて契約をすすめます。
3. 1の特に指定の会社がない場合は、自分が住んでいるエリアが管轄内の会社を下記のWebサイトなどから探すことができます。自分が住んでいるエリアの郵便番号を入力し、エリア管轄内の会社一覧と人気プランなどをチェックしてみましょう。
In My Area.com
Internet Service Companies.com
<インターネット回線の申込み方>
基本的にインターネット上で契約の申込みが可能ですが、色々なプラン (ケーブルテレビ、固定電話回線、ネット回線など) で回線の組み合わせや料金が異なってきますので、問い合わせをして自分のリクエストと料金の見積もりをとることをおすすめします。
英語に自信がなく電話で問い合わせることが不安という方は、電話で翻訳サービスを利用できる場合があるので、プロバイダへ電話をして日本の通訳を挟んだ3者通話ができるか問い合わせてみるとよいでしょう。また、電話の他にオンラインのチャットを利用する方法もあります。
<ネット回線の工事>
プランの契約時にネット配線の工事の日程を決めます。工事の予定を入れても、アメリカなので時間ピッタリという事がなかなかありません。前後してしまう場合が多いのでその日のスケジュールは余裕をもって空けておくとよいでしょう。工事当日はインターネット接続のためのルーターとチューナーを設置してくれます。
<インターネット解約の手続き>
カスタマーサポートに電話、またはチャットで解約の要望を伝えます。ほとんどの会社が請求日は日割りというサービスがなく、月末日が請求書の締め日となるのでご注意を。そして、引越し先の住所を伝えて最後の月の請求書を送ってもらいます。
使っていたルータとモデムの返却は会社によって異なりますが、専用ラベルをダウンロードして郵送するか、テクニシャンと呼ばれる業者に自宅まで取りに来てもらうといった方法があります。
大手「Verizon」の場合は返却専用のBoxとFedexのラベルを送ってくれるそうです。「Spectrum」では返却を受領しなければ解約手続きは完了しないそうなのでご注意を!