ニューヨーク州は今週、2050年までに地球温暖化をもたらす温室効果ガスの排出をゼロまで減らし、全ての電力供給源をカーボン・フリーにする目標を発表した。2030年までに70%の電力供給源が風力、太陽光発電などの再生可能エネルギーへシフトするとの事だ。この計画は、アメリカ史上最強力な大気汚染改善案である。
朗報に聞こえる一方、その為電気料金は大幅に値上がりするであろう事が予想されている。州内の不動産業、商工業、そして交通業界が2050年までに新エネルギーに適応できるか否などの現実的な問題もまだまだ山積みだ。