ニューヨーク地下鉄で5月から順次導入されていたタッチ&ゴーシステムのOMNY(One Metro New York)が、ついに100万タップを達成した。
達成されたのは、ロウアーマンハッタンのフルトンセンターステーション。設置当初の8月上旬までのタップ予想数の3〜4倍の記録だったようだ。
MTAのPat Foye会長は「100万回目のタップに至ったという事実は、それだけこの機能が便利であるとお客様が感じているからだろう」と述べている。
最終的にMetroCardに代わるOMNYシステムは、スマートフォンやスマートデバイス(またはWiFiシンボル付きのデビットカードやクレジットカード)をタップすることで、ライダーが運賃を支払うことができるようにする予定だ。また、スマートフォン等を持っていない人の為にOMNY専用の料金カードも作成予定で、2023年までに現在のメトロカードから完全移行したい考えだ。