12月18日、米議会下院でトランプ大統領を弾劾訴追する決議案が賛成多数で可決された。1868年のアンドリュー・ジョンソン、1998年のビル・クリントンに続き、トランプ大統領は米史上3人目の弾劾訴追された大統領となった。
ウクライナ疑惑の調査に対し「権力乱用」と「議会妨害」が行われたとして、大統領の罷免を要求する決議が行われ、いずれも賛成多数で可決された。これを受け、有罪・無罪を決める弾劾裁判が年明けにも議会上院で開かれることになるが、議会上院は共和党が過半数を占めるため、トランプ大統領が罷免される可能性は低いと見られている。