ウィーン分離派を代表するオーストリアの画家エゴン・シーレの埋もれた作品が、クイーンズ区のリサイクルショップHabitat for Humanityから発見された事が、7月25日に報告された。
今回発見された絵は1918年、シーレがスペイン風邪によって28歳という若さで世を去る直前に描かれた物である。
1年以上前に、とある男性がリサイクルショップで低価で購入し、ミッドタウンにあるGalerie St. Etienneに鑑定を申し込んだ。ギャラリーのマネージャーは最初は半信半疑だったが、一年越しに鑑定した結果、真跡だと分かった。鑑定に基づき推測された値段はなんと20万ドル! 正にお宝発掘である。