ニューヨーク州内だけでも850ケースにのぼる麻疹 (はしか) の流行をうけ、ニューヨーク州は今週木曜に宗教上の理由でのワクチン免除制度を廃止する事を決定した。
これによって、次回の麻疹大流行を未然に防げることが期待されている。しかし、ワクチン接種に頑なに反対する親が、接種が行われる場である学校から我が子を退学させるかもしれない等、様々な懸念が残されている。
日本では考えられない事かもしれないが、アメリカには宗教上の理由や、ワクチンが自閉症を引き起こすとのニセ科学の誤信により、ワクチン反対派が多数存在するのだ。